爽やかな五月晴れが続いている。
東京は連休中は好天に恵まれた。
桜が終わり木の新芽がいつのまにか出て、枯れ木が緑に覆われた。
新芽は淡い輝く白。
花が咲いたかと思う程美しい。
大好きな銀杏も新芽が出て大きくなってきた。
ペルム紀からの木。
何百万年か空白がある銀杏。
一度は絶滅したかに思われたが、ヒトと共にまた復活する。
これから木々の色が深くなる。
オルドビス紀末期からシルル紀にかけて植物は地上へ上陸する。
デボン紀には森林が形成されるようになり、生きるモノがいない荒涼とした大地が緑で覆われる。
酸素は増えて地上に昆虫類が繁栄する。
石炭紀には巨大なシダ類の森林が誕生する。
種が造られ、裸子植物へ進化する。白亜紀になると被子植物へさらに進化する。
花が誕生すると、蜂や蝶が出現する。
白亜紀末期の大量絶滅で滅んだのもあるがわずかながらでも生き残った。
今の豊かな地上は滅んだ動植物の遺産。
デボン紀から造り上げた緑の地球。
ヒトも森から平原へ出た動物。
その緑を短期間で破壊してしまった人類。
一度壊れたものの修復にはさらに長い年月がかかる。
この破壊行為で数多くの種が絶滅の危機にある。
主役交代はもしかしたら近いのかもしれない。
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遥かなる昔、小さい点が爆発した。
それは急速に広がり空間を拡大していった。
大爆発のため、ゴミや塵がたくさん溢れた。
それらの一個一個は不安定な物質なので寄り添いたがった。
そのうち渦を巻き出して凄まじい熱を持ち出した。
太陽の誕生だ。
太陽のまわりの膨大なゴミが集まりだし、お互いに衝突して大きなカタマりとなって行った。
こうして約46億年前に地球が誕生したと言われている。
出来立ての惑星には、あたりに漂うゴミ(隕石や小惑星)が降り注ぎ続けた。
空気も何もなく雨のように降る隕石の衝突によって、内部が熱くなりマグマオーシャンができる。
ガスが発生して惑星を覆い、地上は数百度の高温になっていただろう。
その熱い雲から最初の一滴が降ったときはまだまだ無力だった。
しかし、確実に地表を冷やす次の時代の幕開けだった。
雨は蒸発してもたえまなく降り注ぎ、気が遠くなるような年月が過ぎた頃、海が出来た。
その海も高熱の海だっただろう。
様々な物質が溶けだして、濃厚なスープだった。
生命誕生への序章だ。
写真は38億年前から40億年前の片麻岩。
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先月、恐竜学の真鍋先生の論文が載っている「サイエンスウェブ」という雑誌を買った。
この論文は、羽毛恐竜から鳥への進化の内容だ。
11月に博物館で聞いた、ディスカバリートークの内容をさらに詳しくして高めたもの。
本当に、講義もわかりやすいが論文もわかりやすい。
普通、学者さんの論文や講義は解りにくい(学生の時はわかりにくかった)のが一般的だが、真鍋先生のはすんなりと入っていく。
今月の最新恐竜学は羽毛恐竜の最新情報とT-REXの事。
T-REXは1905年に命名されてから100年たつ。
最初はゴジラ型の復元だったが、
研究が進むにつれて、尻尾が地面に下がった状態だと、全長13m、体重6トンの体を支えきれない事が明らかになり、
尻尾をピンと張った復元になった。
T-REXの腕は異常に短い。あの巨体で1mぐらいしかない。
ジュラ紀のヤンチュアノサウルス等の肉食恐竜は腕がまだ長く指も3本はある。
しかし、時代が進み白亜紀後期になると、手は退化し短くなり指も2本になる。
成長の速度が著しく遅くなった為と考えられている。
足の指も退化が進む。
小指は足の裏に小さく引っ付いている感じだ。
T-REXの叉骨は左右が繋がっていて鳥に似ている。
鳥はV字になっているようだが、恐竜は胸の真ん中でくっついている。
面白い事に、みつかった化石にはこの叉骨の疲労骨折の痕があるそうだ。
あの太い叉骨が疲労骨折するとはどんな腕の使い方をしていたのだろうか?
獲物を手で抑えこむ?
1メートルぐらいの長さではとても抑えきれないだろう。
それよりあのデカイ鮫歯の口でガブリとやったほうが、自身の危険が少ない。
転倒したら顔から突っ込み骨折して致命傷を負う確率が高い。
今のように救急車も病院も医者も無いのだ。
怪我をして身動きできなくば、他の恐竜の餌食になる。
また、叉骨は鳥類のように振るような動きは出来なかったという説もある。
ようは腕立てのように前後だけ。
重い体を起こす助けぐらいは出来る。
だから、疲労骨折したようだ。
今日のニュースで、またT-REXの新種が発見されたと出ていた。
これからも次々に発見され、研究が進み定説は塗り替えられて行くだろう。
当たり前だが今の人類は恐竜を目撃していない。
100パーセントわかる日は来ないのかもしれない。
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バイエラ
三畳紀・南アフリカ
イチョウ類
フォエニコプシス
三畳紀、中国雲南省
ギンクゴイテス・裸子植物
ジュラ紀
イギリス・ヨークシア
今日は雪の中を博物館へ行く。
前からずっと聞きたかったイチョウの歴史。
ペルム紀末期から出現。
三畳紀に入り、後半から栄える。
恐竜とともに栄えた古い裸子植物。
2つの葉脈から2つ、2つと分離していく変わった植物。
初期に頃は、種がたくさんあったようだ。
これが時代を経て、だんだん少なくなり、
今は一つの葉から2つの種しかない。
そう、銀杏の出来る数だ。
属性も時代とともに減ってきて、今では1科1属しかない。
生息域も、アジアにある限り。
自生のは中国にあるといわれているが、怪しいらしい。
ほとんどが人の手によって植えられている。
3億年近く続いた種。これからどうなるのか?
DNAが単純化してくると、生物は絶滅へ向かうようになる。
人類も同じ道をたどるのだろうか?
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晴れ、暖かい。
最高気温、10度以上。
最低気温、0度ぐらい。
今日は昨日に比べて風がなく、暖かく感じた。
風は1mの強さごとに、体感温度は1度下がる。
博物館へ行ってトークを聞いてくる。
今日は「人類の進化」。
人類はまだ700万年ぐらいの歴史しかない。
昔、学校で教わった頃とだいぶ年代がズレている。
それは、新しい重要な化石が次々にみつかったからだ。
ただ、アフリカが最初なのは変わりはない。
また、新しい発見によって歴史は変わってくるだろう。
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