ジョニー・ディップ主演のディズニーの人気映画、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの『ワールド・エンド』を映画館で観てきた。
これは以前から楽しみにしていて、前売り券まで購入してた。
映画の前売り券は初めて買ったが、非常に面白くて買った価値があった。
物語の最初は重苦しくフセイン的なシーンで始まる。
海賊を絶滅すべく、東インド貿易会社のベケット卿が様々な謀略、戦力を用いて追いつめていく。
東インド貿易会社は1600年から1874年まで実在した会社。アジアに置ける植民地支配と交易をしていた。
1600年といったら日本では関ヶ原で東西大決戦が行われた年。
そしてその3年後に徳川家康が征夷大将軍となり江戸に幕府を開く。
日本にも平戸に商館を開くが1623年に撤退。オランダのオランダ東インド会社に破れた形となった。
1637年から38年の『島原の乱』を経て鎖国体制が確立。
オランダが欧州唯一の交易相手となる。
この映画の第一作目の『呪われた海賊達』は17世紀頃と設定されている。
男の貴族はカツラをかぶっていて、バッハとかヘンデルとかハイドンとかの作曲家達を思わせる。
バッハとかも17世紀の実在の人物。
カツラを被るのは、この頃の『流行』というかたしなみみたいである。
ハイドンは宮廷音楽家で、肖像画をみるとノリントン提督やベケット卿と同じ髪型をしている。
娯楽映画にしては、髪型とか服装とかが忠実に再現されている。
世界の果てへの航海も、キリスト教的世界が再現されている。仏教でも同じような世界観(地球観)だから宗教は共通点があると改めて実感する。
ベケット卿の海賊絶滅作戦は、今でも海賊がいるんだから大失敗ということだ。
マラッカ海峡あたりでは自動小銃で武装した海賊達がこの映画と同じように金品を奪っているらしい。
ベトナム戦争前後に大量のベトナム難民が発生して、海を渡って日本へ来た。
その時に、海賊達に襲撃されて船を沈められたり連れ去られたり事件が相次いだ。
若い世代は知らない事だよね。
ということで、最初から最後まで面白いので劇場でみよう!
あ、エンディングロールの後にお楽しみがあるので見逃さないように。
3時間に及ぶ大作だ。トイレは事前に行っておこう。
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『ホテルルワンダ』を観る。
1994年、アフリカのルワンダでツチ族が一日一万人、百日で百万人近くが殺された。
誰も助けなかった。外国軍も撤退。国連軍は無能。平和維持軍はただいるだけ。
4ツ星ホテルの支配人がツチ族の難民を匿う話し。
民兵の奪掠と暴行。あまりにも酷い。映画だからある程度は抑えられているが、実際はもっと凄まじかっただろう。
民族間の憎しみでここまでするのが理解出来ない。
子供を殺して民族を絶やすなんて絶句した。
先頃、イラクの元大統領や幹部が死刑になったが、罪状が『人道上の罪』。
ある民族を数百名虐殺したの罪のようだ。
ルワンダでは軍の幹部達が終身刑になったが、最も巨悪なやつは裁かれもせずにのうのうとしているんだろうな。
海外に行った人達からいろんな話しを聞いていたが、まさに『賄賂』の世界だね。
支配人が軍の将軍に「見返り(賄賂)がないからホテルを守れない。」と突き放すのは凄いよ。
金、金、金、どこへ行っても金。
政府軍って民衆を守るためにあるのではなく、民衆を殺すためにあるって事がよくわかった。
民衆の税金から給料が出ているクセに、また賄賂をたくさん巻き上げて搾取しまくっている。
かつての植民地支配者達の真似が末端まで行き届いていて結構な事だ(´д`;)大国は罪作りだ。
現在は、フツ族の過激な政府軍と民兵は他の国に逃げている。
陸続きの超大陸だから出来ることだね。
この状況を日本に当てはめてみよう。
周りは海だから隣国に逃げるのはかなり難しい。
フツ族が政府を握った時、ツチ族はやはり隣国に逃げて反政府軍を作った。
日本なら無理。
だから幕府軍は敗れ、函館で新撰組は滅びた。
この映画で虐殺を撮影し、世界へ配信したカメラマンがいう。
「虐殺の映像を世界が見ても、怖いねだけで終わってしまう」。
本当にその通りだった。
今でも同じだがね。
どこで何があろうが「自分の所じゃなくてよかった」で終わる。
アメリカが介入していたらソマリアの二の舞になっていただろうか?
イラクじゃベトナムと同じく泥沼化している。
虐殺から13年、生き残った人達のキズはまだ癒えていないだろう。
戦争が無くなる日が来てほしいが、それは人類が滅びた時なのだろうな。
ルワンダや各地の紛争の犠牲者に追悼の意を表します。
少しでも安心して暮らせる人達が多くなりますように!
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昭和32年作の『幕末太陽伝』を観た。
主演はフランキー堺。ほかにもたくさん若かりし有名俳優が出ている。
二谷英明は年を取ってからのばかりがイメージされていたので最初は誰かわからなかった。
石原裕次郎が高杉晋作役として出ている。
しかし、チョンマゲが似あわねぇし、語り口やしぐさも武士らしくない(´д`;)
石原裕次郎が出ている時代劇って少ない。
三船敏郎や萬屋錦ノ助が出ている『風林火山』も観た事あるが
石原裕次郎は上杉謙信役として出ていて、台詞もあったかないかの少なさだった。
この役も合っていなかったなぁ。
やはりヤクザとか刑事役の方がハマっている。
あとこの映画の最初の出演者のテロップの背景が貴重。
今やない『赤線地帯』を写している。
でも、今でもあるか、歌舞伎町とか。
『赤線』じゃないがね。もっと今の方が陰湿だよ。
ラストシーンは色々揉めたみたいで、これを最後に監督の川島雄三は日活から出てしまう。
日活がポルノではなくまだまだ黄金期の映画である。
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