ナスカ展と干物
やっとナスカ展に行けた。それなりによかった。
圧巻は、推定年齢6歳の子供のミイラ。黒目が残っている。
1300年前、何を見つめて死んだのだろう?
このミイラの保存状態はよくて、皮膚も髪も内臓も残っている。
皮膚をよくみると不気味だった。
黒目が残るのはかなり珍しいらしい。
狩った首も不気味だ。石膏で作ったニセモノとは違う。
戦争で首を斬り加工したホンモノ。
髪も残っていた。目にかけられた縄が不気味だ。みていてゾクゾクしてきた。
儀式的に飾ったり祭ったりする習慣があったらしい(´Д`;)
日本でも首切りの習慣はあったが飾るって理解出来ない。
気持ち悪いよ、戦争で狩った首を飾るなんて。
江戸時代の晒し首と似たり因ったりだよ。
でもナスカでは首というか頭がかなり重要だった。
乳児の頃から頭のカタチを変えるために、布などできつく縛っていた。
中国のテンソクみたいなもんだ。
千年以上昔に頭部手術もしていたから驚きだ。
ヒトのミイラは、年間降水量が0ミリというスーパー乾燥地帯だからできる。
いわゆる、人間の干物だよ(´Д`;)
鯵なんかと一緒。
この干物は、布や綿で厳重にくるまれて作られる。
キツネの皮もその一部にあり展示されていた。
爪、目、鼻、耳、口、歯が全部残っていた。
ナスカは宗教的には超自然の独自信仰。
なんかアイヌと似ている。
シャチが神となっていた。
アイヌもシャチは海の神でrepun-kamuy(レプンカムイ、沖の神)という。
文字を持たないのも似ている。
ナスカの最大の謎と壮観さはなんと行っても地上絵。
様々な動物や植物が上空からみて初めてわかるような巨大な絵だ。
神へのメッセージだったのだろうか?
今も昔も五穀豊穣の祈りは変わらない。
ヒトは発展したようでも、ナスカ時代と実はあまり変わっていないのかもしれない。
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